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24時間換気からホコリが落ちる(強風の日)

横浜市戸塚区のタワーマンションに24時間換気とダクトの清掃を行ってきました。
築15年で入居されて5年目ですが最近、風が強い日に換気扇からホコリが落ちる様になったそうです。
管理会社さんに相談したのですが「???わかりません」のご返事。
タワーマンションなので強風の日はベランダ洗濯物が干せないので、浴室の乾燥機で乾かすのですが、
洗濯物に黒い粒が降り掛かるのが目立ってきました。トイレも便座の上にホコリが落ちてきて困っています。
しかも乾燥機は温風にならず、8時間干しても乾かないそうです。

ダクト清掃

排気口カバーを外してダクトの内部はホコリに混じってが目立ちます。
土地柄、風が吹いてくるに方向には農園等が点在するので砂が上空に舞っているのでしょう。

ベランダ側からのダクトは浴室の換気扇へと繋がっているので前兆約8mの内5mを清掃し、
室内からのホコリと外からの砂を除去しました。

浴室室天井裏で換気扇とダクト3本が接続されていて、ベランダ側に排気、トイレ、洗面の吸込み口へと延びています。

トイレの吸込みガラリと真上部分のダクトのホコリはお客様で除去していますが、
換気扇に向かう横の管には掃除機が入らないので、そのまま残っています。

ホコリがこんなに溜まっていると換気扇に吸われずに落ちてくるのも頷けますね。
ご自身でのダクトの清掃はホコリを押し込む事になるにで、換気扇に吸われて絡まってしまうの
でやらない方が良いです。

換気扇からダクトを外しての清掃です。
吸込み側でホコリが溜まっているので、今は換気扇には粉しか回ってこない状況です。
排気ダクトの黒い砂は換気扇まで吹き込んだ証です。

排気がきれいになれば入ってくる空気も気持ちが良いです。
ダクトは身体の血管と同じで滞ると大変です。

逆風で戻って来るホコリを除去すれば落ちてくるものが無いので安心です。

清掃作業

住居ダクトの太さは100ф・150фで、天井裏に梁や壁を縫って設置されているので専用道具での
特殊清掃になり、片方でホコリを掻き取り、反対側で吸取ります。

先端にブラシやスポンジ、バフを装着して掻き取ったり拭いたり、塗布をしながらコーナーも曲がって
奥まで進んで行けるのです。
先端具、ロングシャフト、洗剤がオリジナルで、他は一線を画します。

浴室乾燥換気扇の分解清掃

マックス 「Dry Fan24」

カバーを外すと裏側には黒い粒が溜まっています。
カバーを外して見えているのは暖房ファン(循環ファン)で、ファンから入った浴室の空気を
横の電熱器から温風が出る仕組みです。

内部はファンが2段構造で下段が暖房・乾燥ファン(循環ファン)で上段に換気ファン(排気ファン)です。
写真は「換気」の状態で「暖房」「涼風」は切換え版がアカのラインまで上がって蓋をします、
「乾燥」切換え版が黄色のラインで暖房+換気になります。

一体型乾燥換気扇は上段の換気ファンを上から外さなければ為らないので、天井裏にはダクトや吊りボルトに配線で
分解作業が困難なので本体ごと降ろします。

換気ファンにはホコリが積もっていて換気力が低下して、外からの逆風に負けていたのでしょう。
50%ほどの換気力ではホコリが排出しきれずに、積もっています。

積もったホコリを除去して除菌清掃後に防カビ抗菌コートを施しました。
ファンの遠心力も戻り換気力が復活します。

乾燥・暖房の電熱器の裏側には降ってきたホコリで埋まっていて、吹き出す表側は黒いカスになって
洗濯物に降っていたのでしょう。これでは温風どころか風が通りません。

電熱器のカビやホコリを取り除き、乾燥時には無臭の温風が出る様になりました。

お客様が「部品を新品に交換したのですか⁉」と嬉しいお言葉が聞けました‼
15年分のホコリが一掃されて、強風にも負けない本来の「換気システム」に戻り、お部屋の空気が変わりました!!!

24時間換気とダクトの清掃はお任せ下さい

 



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