ブログ
7.42020
浴室換気扇の排気口、外壁が汚れる
戸建て住宅で排気口下の外壁が黒く汚れてしまうのは何故?
汚れの正体は何?
築10年位で外壁の塗装を勧められる時の営業文句として「外壁が黒カビで汚れていますよ」と言われたり、
ご自身で気付いて外壁塗装を検討していませんか?
排気口下の黒い汚れはカビとススで外壁塗装しても直ぐに黒くなってしまいます。
特に浴室換気扇と24時間換気の排気口は湿気や湯気、ハウスダストを排出するので汚れるのが宿命です。
換気システムと原因は後述しますが、浴室の換気扇、乾燥機や24時間換気本体~排気ダクト管~排気口のお掃除が必要です。
横浜市戸塚区で築9年の戸建ての浴室乾燥換気扇の分解清掃と排気ダクト清掃を行いました。
浴室が玄関上の2階にあり、排気口も正面玄関の真上に設置されているので黒ズミ汚れが目立ち、外壁塗装の予定でしたが
日に日に黒くなっている気がして、塗装前に原因元の改善に気付きご相談されました。
目次
排気口外壁の黒い汚れ
排気口は文字通りお家の汚れた空気を排気する換気口です。
家中の空気が汚れているから排気口外壁が汚れる訳では有りませんが一つの要因には違いありません。
浴室換気扇が24時間換気ならばホコリや湿気は浴室に集中するのと、入浴時の湯気もダイレクトに吸われます。
ホコリと水分が合わさるとカビのエサとなるので、乾燥機や換気扇内部はカビの温床になるのは道理です。
換気扇やダクト管は湿気や湯気を逃してくれますが、付着した水滴までは乾かせずホコリ玉がカビてカビ粒からカビ団子に育ち
風圧でゴロゴロ転がる際に崩れて粉になったのが外壁吹付け塗装の凹凸に引っ掛かり黒ずみが出来ます。
浴室乾燥換気扇の完全分解清掃
排気の吸込み口は浴室の乾燥換気扇(一体型)で、多くは24時間換気システムの本体になっています
マックス製ドライファンBS-131H-MHBは1室換気とは吸込み口とファンが各1ヶ
*2室換気は浴室+洗面所、3室換気は浴室+洗面所+トイレが連動しています
ダクト管との接続部に切換えシャッターが有り換気モードで全開、暖房モードで全閉、乾燥モードで半開きになります。
戸建て用の一体型でファンが1つなので換気、暖房、乾燥を共用しているので汚れ方は3倍です。
ファンの羽根に隙間が見えない程のホコリが詰まっています。しゃしんでは白っぽく写っていますがほぼ黒いカビです。
換気時はファンは回れど送風が出来ずに、カビ埃を吹き飛ばしているのでこれが外壁の黒汚れの原因です。
乾燥暖房時にはファン→熱源器に上から降って来るので、熱源器上部はカビで覆われていればカビ臭しか吹いてこないです。
本体を降ろして隅々までキレイにして抗菌防カビコーティングで仕上げました。
ダクト清掃(排気管)
換気扇からカビ団子が転がるダクト内も一掃しなければなりません。
排気口に繫がっている排気管は換気扇から室外へ排出するための管で壁に直接換気扇が設置されていない天井換気扇では
必ずダクト管が天井裏に設置されています。
外壁汚れは換気扇やダクトのどちらかだけをキレイにしてもダメで、両方を同時にキレイにしないといけません。
少しシミは残りますが耐久性には問題ありません、防カビ剤を塗布して外壁を汚すものは一掃されました。
他の24時間換気
24時間換気システムは住宅によって異なります。
洗面やトイレの換気扇もその一部だとすれば壁に設置されているパイプ式ファンはホコリを溜めるキャパと隙間が狭く詰りは深刻な事になっています。
トイレットペーパーの粉で真っ白なホコリがぎっしりと・・・・。
換気システムには給気口も大事な換気です!
「換気」とは空気の入替えで、排気の換気扇だけを回していても空気の入替えが出来ず
同時に給気口から外気を取り入れて「換気」が成り立ちます。
給気口が汚れたままだフィルターや給気口通気管にホコリ詰まりになって給気不足になる前に、換気扇との同時清掃をお勧めします。
高所作業
排気口が2階、3階の場合はハシゴ作業になりますが、ハシゴを持っていない業者さんが多いのは残念です。
当社は3階までなら届くハシゴを用意しております。
また、部分的な外壁洗浄で汚れが落ちる(薄く)なる場合もあるので、排気ダクト清掃 24時間換気の清掃はお任せ下さい!!
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
Copyright © グリーンサービス
この記事へのコメントはありません。