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5.122016
戸建て24時間換気システムの清掃
5/11 東京都稲城市で築15年の戸建てに24時間換気システムの清掃を行ってきました。
第一種換気のユニット式システムで、
2Fにナショナル製床置きタイプの全熱交換型換気ユニットがあり、ダクトで1・2階へ給排気しています。
目次
ダクト清掃
ユニット⇔屋内への給気(吹出し)4本、排気2本とユニット⇔室外2本の計8本です。
天上に吹出しグリル、天壁に排気用吸引グリル
⇒
吹出し口や吸引口の汚れはユニット内のフィルター汚れやすり抜けで、ダクト内に溜まった
汚れが吹出され、その汚れを吸引する汚れスパイラルになっています。
外壁の給排口ガラリはハシゴ作業です。
ユニット⇔室外 左:給気ダクト 右:排気ダクト
よく見られる排気口ガラリ廻りの壁が黒ススになる原因です。
消音・不燃ダクトはグラスウールのため、振動を与えて掻き出しバキュームします。
汚れのスパイラル
左2枚:排気ダクト(吸引) 右2枚:吹出しダクト(部屋に)
本来、外壁側の給気口と排気口は2m以上離すのが原則ですが、15年前の換気システムの出始め
では、そこまでの計算はされていなかった様です。
空気の取入れ⇒汚れた空気の排出⇒汚れた空気の取入れ・・・ショートサーキットしています。
吹出し出し(給気)ダクトは50фで天井裏で分岐配管しています。
部屋に放出されたススやアレルギー物質はテーブルや床を汚し、
気付かない間に体内に吸込んでいる事になります。
ダクトとグリルには耐久性抗菌防カビコート施工しています。
<h1class=”news_headline1″ >ハイブリッド工法
従来の清掃工法
バフィング工法では塩ビホースや不織布ダクトの場合は、固定されておらず天井裏に転がっていたり宙吊りにされカーブが多い為
従来のバフィング工法では奥まで届かなかったり、無理に押し込んでダクトを破損させる可能性があるので、
清掃が不十分だったり、又は天井に点検口を設けてダクトを切断したり取り外しての清掃作業で大掛かり+高コスト
になっていました。
エアミスト工法
従来工法の欠点である未固定の柔軟性ダクのU字カーブや縦方向の難所部分の清掃不十分を補う工法で、
除菌防カビ剤を超微細なミスト噴射で片道16m先のススやカビ、臭いを封じ込めてしまいます。
この工法により、天上の解体やダクトの交換が必要がないので工事、コスト面での負担が大きく軽減出来ます。
全熱交換型換気ダクトのミスト工法
熱交換気ユニットの分解清掃
熱交換素子やフィルターは定期的に交換されていて、カビも無く
お客様が出来る範囲のメンテナンスは行き届いていました。
各所パーツを外し、箱の状態での内側はホコリとカビのニオイもあります。
パーツの洗浄と内部の清掃をし、耐久性抗菌防カビコートで仕上げて組み立てて完了です。
24時間換気システム(Panasonic/三菱ロスナイ/東プレ/MAX/他)の分解清掃はお任せ下さい。
24時間換気システム
24時間換気システムには、大きく分けて「個別換気システム」と「セントラル換気システム」があります。
「個別換気システム」
各部屋につけた換気扇で効率的に常時換気を行うシステムです。「セントラル換気システム」に比べて換気設備機器の費用が安く、施工も簡単です。ブレスファン、パイプファン、天井埋込形換気扇などを組み合わせます。
「セントラル換気システム」
天井裏に取り付けた換気ユニットとダクトで家全体の換気を行うシステム。換気ユニット本体が天井裏に隠れることと、外壁のフードが少ないことで、インテリアやエクステリアがすっきりとまとまります。ダクトを使用して給気をするので、騒音の侵入も少なくてすみます。主なものとして気調システムがこれにあたります。
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