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3.32016
換気扇の上の蓋(ダンパー)が開かない
3/1 埼玉県川口市で戸建てのレンジ・浴室のダクト(排気管)の清掃と浴室乾燥換気扇の分解清掃
を行ってきました。〖浴室ダクト、乾燥換気扇の分解清掃の記事はこちら⇒〗
キッチン換気扇の上の蓋が開いたり、開かなかったりでメーカーに来てもらったら
「蓋(だんぱー)が油で固まっています」「クリーニング屋さんにお掃除を依頼して下さい」
と言われ、ダスキンさんに「そこまでは出来ません」と断られ、他のクリーニング業者にも
「出来ません」と、途方に暮れネットでダンパー汚れで検索したら当店に辿り着いたそうです。
目次
レンジダクト清掃(排気管)
ダンパー(蓋)の清掃
レンジフードの上部にダクトや配線が隠れているので上部パネルを外すとダクト(排気管)が現れます。
ダンパーはレンジフードとダクトの接続部に在り、クリーニング業者さんではここまで外せなかった様です。
蓋(ダンパー)は油に晒され、軸(ピン)受けと止め当り部が油で固着しがちで、軸受けに油が固まっています。
本体側の当たり止めには油が覆っています。
この状態では蓋(ダンパー)が開かなくなります。
各部の油を除去して、スムーズに開閉擦るようになりました!
ダクトと排気口清掃
蓋(ダンパー)が油で固着=排気口も油の固着で換気不能になっています。清掃は必ず入口と出口がセットです。
キッチンが2階にあるので、排気口も2階の外壁に出ているのでハシゴ作業になります。
排気口の網も油で塞がれ、油が戻ってきたり油ダレになります。
また、戸建ての場合はダクトが短いのであぶらの流出は避けられません。
今回は最初、レンジフードのお掃除で改善すると思い、他業者さんにレンジフードのクリーニングを依頼されていましたが、
改善されなかったので、色々しらべたそうです。
ダンパーや排気口の掃除はクリーニング業者では対応が出来ないので、排気不能の改善は
レンジフードもダクトの清掃も出来る当店にお任せ下さい。
ダンパーと排気口キャップ
レンジフードの奥や室外壁に普段は目にしない大事な存在が
「ダンパー」と「排気口キャップ」ですが役割は何のため?
ダンパー
ダンパーとは「蓋」で通気管(ダクト)に装着されるものには2種類の役割が有ります。
防火ダンパー
火事で出火した時にダクトを通って延焼を防ぐために、高温で閉じる蓋です。
普段は開きっ放しになっていて、ヒューズ(銅クリップ)で止まっていて、120℃の火で切れて閉じます。
換気には支障がないのですが、経年劣化で自然に切れたり、脱落すると蓋が閉まって排気不能になります。
逆風防止ダンパー
換気扇に接続されているダクトは「筒」なので、換気扇を回していれば一方通行ですが、止めると逆風が入ってきます。
その逆風を防ぐための蓋で、一方向にしか開きません。
なので、蓋が欠落すると外気が入りっ放しで、固着すると排気不能になります。
排気口キャップ
戸建ての排気口のキャップには雨風の流入を防ぐ防雨型が一般的で、その内側に特徴があり、
風向板
排気の向き下方向や横方向に流すための方向板で、防鳥の役目もありますが、
ホコリや油が引っ掛かってぶら下がります。
防虫網
換気扇を回している時はその風圧で虫は侵入出来ませんが、止めている時の虫等の侵入を防ぐ効果がありますが、
排気されるホコリや油が逃げずに溜まり、目詰まりを起こします。
風向板+防虫網
両方.の効果が有りますが、目詰まりを起こし外壁が汚れ易くなります。
どちらにしてもメンテナンスは不可欠になるので、5年~10年毎の点検清掃は必要です。
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