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トイレの換気が悪い、ニオイが抜けない

12/14 神奈川県湯河原町で築25年のマンションにダクトと給気口の清掃を行ってきました。
1年前にご入居され、レンジフードを交換しましたが換気扇を点けるとお部屋が臭い、
トイレの換気が悪くニオイが逃げず、お部屋全体が前入居者の生活臭がするそうです。
中間ファン(換気扇)は寿命で音が大きく交換されるので、この機会にダクト清掃のご依頼です。

レンジダクト

レンジフードは交換済みなのでダンパーも綺麗ですが、その奥のダクトは既存で汚れたままです。
フードは交換が来ますがダクトは交換が大変なのでそのまま残りますが、フードの交換時には
ダクトの汚れは無視されてしまいます。

排気口の防虫網に油が絡んでいてダクト内もお料理臭が染みた油ホコリがあります。
換気扇を回すとニオイの染みた汚れたダクトを通るので、前入居者の生活臭が排気されています。

排気口キャップの防虫網も解放され、ダクト内の汚れを一掃してニオイの元を除去しました。

浴室、トイレダクト

換気扇は洗面所の天井裏に浴室、トイレの中間ファン(集中換気扇)が隠れています。
排気口も湯気がが逃げ切らずに、水が垂れて錆びています。

トイレの吸込み口は思った程の詰りは無いのですが、恐らくはリフォーム時に手前だけ掃除をしたのかも知れません。

換気扇を止めるとニオイもホコリも逆流していました。

浴室側もトイレと同様で目立った詰りは有りません。

換気扇からダクトを分離した接続部はホコリが溜まっていて、換気扇内部もホコリで埋もっているのでしょう。

換気扇から分離したダクトですが、換気扇の力が弱くホコリは溜まっていく一方です。

汚れた空気を排気する換気扇とダクトですが、そこにニオイの元=25年分の生活臭が溜まっていれば
排気された臭いは窓や玄関、給気口から戻ってきます。
そもそも、出すものをクリーンにしなければなりません。

給気口

給気口は疎かにされがちですが換気の一部で大変重要です。
換気とは、排気と給気が同時に同量の出入りで成り立つので、給気口が詰まったり閉じたままだと
換気扇が回っていても、吸い寄せられるだけで排気には至りません。

 

ダクト内に溜っていたホコリで、掻き集めると結構な量でした。
本来は、中間ファンも同時に分解清掃をしないと、ファンが埃まみれになっています。
今回は、中間ファンの交換予定があるので、清掃は無しでした。

 

排気ダクトの清掃は5~7年を目安に一度は行いましょう。
又、築年数の古いリフォームやリノベーション物件では天井裏の排気管(ダクト)までは交換しない
ので、換気ダクトの清掃は必要です。



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