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浴室の「暖房乾燥換気扇」清掃の落とし穴

5/12 横浜市青葉区で築15年のマンションに24時間換気システムの清掃と
追炊き配管洗浄・浴槽ひっくり返し清掃を行ってきました。[ダクト清掃はこちら]

ダクト清掃の続きですが、お客様が最初に依頼されてのが「お掃除業者さん」で、
ニオイやカビの原因は浴室の換気扇と思い、暖房乾燥換気扇の清掃でした。
実はここが「落とし穴」なんです。「乾燥機の清掃」なら仕方ないですが「乾燥換気扇の分解清掃」とは別物です。

TOKYO GASの場合、浴室から見えるのは「暖房乾燥機」で
天上裏に「換気扇(中間ファン」が有るのですが、お掃除業者さん暖房乾燥機を換気扇だと思っているみたいです。(特に大手業者さん)
「乾燥機の清掃」ならいいのですが、「換気扇の掃除」で乾燥機だけの掃除は無知と言うより詐欺ですね(笑)

乾燥暖房機は浴室内の空気を取り込んで熱交換器で温風にして吹出します。
「換気」の時はここが入口になって換気扇に流れますが、換気のファンでは有りません。(このファンが誤解の元かも?)

この換気扇(中間ファン)に溜まったホコリとカビが室外に排出し、そのまま室内に給気されるのとファンにホコリが蓄積すると
かんきりょくも低下して、上手く排気が出来ないのです。24時間換気の一番大事な心臓部にあたります。

 

15年分のホコリやカビが一掃されて換気力も戻ります。
洗浄後は安定二酸化塩素の消臭剤+耐久性抗菌防カビコートで仕上げました。

暖房乾燥機は1週間前にお掃除業者さんが清掃済みですが、カバーを外した状態での洗浄は
ホコリを払う程度のお掃除しかできないので、ファンの羽根内側にはホコリが残っています。

再度の清掃で熱交換器やファンを外して洗浄しました。
熱交換器のファン側はホコリの目詰まりがそのままで、ファンを洗浄した汚水で分かる様にカビ色をしています。
24時間換気システムの清掃はここまで行って「分解清掃」になります。(依頼される時に清掃内容の確認が大事です)

お部屋、浴室や洗面が臭いのは24時間換気システムの汚れが原因で換気の機能が低下して起こります。
換気扇(中間ファン)、暖房乾燥機の分解清掃はお任せ下さい!
※TOTOの三乾王・MAX製品では「中間ファン一体型」で2層になっています。

 

 



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