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レンジダクト(送風管)の清掃は必要?

10/12 東京都調布市のマンションで東京建物アメニティサポートによるイベントで
レンジダクトの清掃を行ってきました。

レンジダクトの清掃は、部屋内のレンジフード側と室外の排気口側の両方から行いますが、
今回のイベントでは、室外のベントキャップ(排気口)側からの清掃です。
(清掃軒数が多い為)

ダクト清掃

排気口のキャップが油とホコリ付着しています。
レンジフードのフィルター(本体)に市販のフィルター(白い)を装着し、定期的な交換
の有無により汚れの量も変わります。

バキューム → 洗 浄 → 拭 取 り
汚れ具合により洗浄を数回繰り返し、レンジフードに到達させます。
油汚れが多いと、10回近く繰り返す時も有ります。

バフィング工法は入口の見える所だけでなく奥まで届いて貫通清掃します。
一般的なダクト清掃では直線管はバフィングやブラッシングですがコー曲がり部はブロアーでの吹飛ばしなので
梁や壁をかわした2~3ヵ所のカーブが付き物の換気管では汚れが残ってしまいます。

ダクト内、排気口キャップもピカピカになり、
ニオイも取れました。

レンジダクト(排気管)清掃 三つの必要性

ダクトとは、換気扇から排気口(内から外)をつなぐ管で一般住居では見えない
(天井や壁のに中)所にあります。

高気密住宅ではダクト(換気管 通風管 給排気管)はが必要で、これが無いと
年がら年中窓を開けっ放しの
生活になりますね。

中でもレンジダクトは油を含む排気で一番汚れやすく、特にマンションの間取りは
キッチンが中央にあり、排気口は廊下(共用部)やバルコニー側に有って、
その距離は10M近く長いところもあります。が、ダクトない全面が油まみれにはならず、
最も汚れるところが二か所で入口と出口です。

なぜ、清掃が必要なのか?

1 ダンパー(逆風防止・防火)

逆風防止ダンパーはファンの上部に設置されていて、通常は閉じていますがファンを回すと風圧で開き、停止時は逆風での冷気やニオイの逆戻りを防ぎます
防火ダンパーは温度ヒューズ(クリップ)で止まっていて、火災時にフューズが切れ、閉まってフタになり延焼を防ぎます。。

ファンから吸上げた汚れが最初に付着するのが逆風防止ダンパーで、レンジフードの分解が必要で、日常のお手入れが非常に困難な場所です。
ダンパーが油で固着すると排気ができず火災時には炎がダクトを通って外に出てしまい大変危険です

2 ベントキャップ

外壁にある排気口は、ファンから吸上げた油やタバコの煙の出口でルーバーや網に当たり、ホコリを付着させて塞いでしまい排気を妨げ、キッチンでは換気不足になってしまいます。

また、ルーバーや網に着いた油が蓄積して油ダレで外壁を汚します。

3 ダクト内部

料理の油臭やペット臭、換気扇下での喫煙によるタバコのニオイがダクト内に染着いています。

排気口が共用通路側にあると、ニオイで通行人が不快に感じます。
ベランダ側だと、それらのニオイが洗濯物にうつってしまいます。

毎日使うキッチンのレンジダクトの汚れは、市販フィルターの有無で変わりますが
見えない場所なので、定期的(5年~10年内)な清掃が必要です。
個人宅のダクト清掃の業者が少なく、1本単位で作業してくれる業者もいないのが現況です。

が、換気ダクト清掃はお任せください!当店はダクト1本でもOKです!!

 

 

 

 



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