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タワーマンションの換気口からホコリが落ちる

タワーマンションの24時間換気システムはセントラル換気になっていて、給気と排気を機械ファンで強制換気されています。
①室内24時間換気システムが給気・排気の一体型 + 浴室・洗面・トイレの3室換気
⓶室内24時間換気システム給気タイプ +排気の一体型 + 浴室・洗面・トイレの3室換気
2パターンですが、要はセントラル換気に排気機能が有るか無いかの違いですが、水廻りの湿気を逃す換気システムが専用か併用の違いです。
換気の異変に気付くきっかけは
⓵ニオイ(カビ)
⓶目視(ホコリ)
③体調(アレルギー)
ですが、引越し先の洗面やトイレの換気口カバーにホコリが見えて落ちてくるとなれば、目にするだけでアレルギーになるかもしれません⁈
1ヵ所が詰まっていれば詰またの換気口や乾燥機、給気口も同じ汚れになっているので注意が必要です。
3/1 東京都千代田区の築12年のタワーマンションで24時間換気とダクトの清掃を行いました。
〖セントラル換気の記事〗

換気ダクト清掃

前入居者さんのフィルター掃除がされて無かったので内側の網フィルターにホコリが目詰まりしています。
カバー越しに見えるとホコリが落ちて来ます。

良いか悪いかは別ですが、フィルターでホコリをブロックしていたのでダクト内部の詰りは免れています。

とは言え、フィルターからすり抜けたホコリはしっかりと有り12年分のニオイも付着しています。

清掃の前後を見れば明らかに違いは判ります。除菌後に耐久性抗菌・防カビコーティングを施しているので排気がクリーンになりました。
中古マンションの購入時には換気ダクトの清掃は必須です。

浴室暖房乾燥換気扇

ガス温水式では浴室天井に見えるのは乾燥暖房機で、天井裏に換気扇(中間ファン)が接続されている
ユニット式です。
ユニット別にはなっていますが一体型と解釈すれば両ユニットの同時清掃が必要です。

暖房乾燥ユニットの完全分解清掃

パネルを外すと熱源機が現れますが吹き出しルーバーの奥にファンが収まっていて、
内部はカビとホコリでまみれています。

本体内部の部品を外し空っぽにします。熱源器の表側にはホコリが目詰まりして、裏側はカビが繁殖しています
ファンは熱源機の上部に位置してるので完全分解しての洗浄でないと汚れを除去出来ません。

暖房乾燥機は24時間換気の吸込み口になっているのと、湯気がダイレクトに当たるので内部はカビの温床になり、熱源器が目詰まりすると温風が出なくなります。

換気扇(中間ファン)の完全分解清掃

換気扇ユニットはダクト、暖房乾燥ユニットから分離して降ろします。

お部屋中のホコリと湿気を集めている中間ファンはハウスダストの集積所です。
ファンに付着したホコリで換気力は低下し、内部はホコリが溜まって排気が汚染されています。

除菌洗浄後に抗菌・防カビコーティングを施しているので、排気がクリーンになります。
浴室乾燥換気扇の分解清掃はチェック項目に入れておきましょう!

通気網戸

タワーマンションでは窓の開閉が出来ないタイプがあり、通気窓が設置されていば網戸も併設されています。

外からの通気で日常メンテナンスが不可能です。

入居時にチェックしておけばカーテンや家具の無い状態でのお掃除が出来ます。

換気の循環

タワーマンションでは共用廊下が内廊下の為、換気口はベランダにしか設置できず横並びに設置されている
ケースも多々、見受けられます。
レンジダクトと浴室ダクトの排気口が横並び(1m内)の場合、浴室の排気は24時間換気でレンジフードは
お料理の時しか回さなければレンジの排気口が給気になり循環します。
レンジフードに常時換気モードが有ればONにしておきましょう。

 



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