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浴室乾燥機の温風が出ない!洗濯物が乾かない⁉

横浜市栄区で築14年のマンションに浴室乾燥機と中間ファンの分解清掃を行いました。
最近、気が付いたら浴室に干した洗濯物が8時間経っても乾かないんです。
東京ガスライフバルに診てもらったのですが、
「機器に問題は無く内部にホコリが溜まっているので清掃が必要です」
東京ガスでは清掃のメニューが無く、専門業者にご依頼下さいとの事です。
担当者さん曰く、熱交換器やファンを外して分解清掃をする業者さんを選んで方が良いですよ!
ネットで調べて完全分解の写真を見られてのご依頼です。(Panasonic ADB-3303)

温風を阻むホコリ

エアフィルターは半年に1回程度のお掃除しかされておらず、半分目詰まりをしています。
ガラリ越しに見える熱源機にもホコリが目詰まりの状態です。
エアーフィルターは1ヵ月に1回のお掃除が目安とされています。

浴室側から見えているのは暖房乾燥機ユニットで天井裏では換気扇(中間ファン)ユニットと接続されています。
24時間換気では浴室の吸込み口を暖房乾燥機が兼ねているので四六時中ホコリや湯気を吸っているので
フィルターはホコリが溜まってしまうのは当然です。

暖房乾燥機の分解清掃

暖房乾燥機の内部部品を全て外します。

温風を出すための熱源機にはホコリが詰り通気量は30%程度に低下していれば、吹き出す温風も低いので
洗濯物が乾かないのは頷けますね。

外せる部品は全て外して、配線やモーターも外して洗える状態にします。
ルーバーやシャッターは電動式なのでモーターが格納されているので、一般的な清掃では拭き掃除程度で
可動部や接続部、凹凸部は汚れが残ってしまうのが残念です。

清掃手順

1、分解したパーツをバキュームでホコリを除去
2、除カビ剤等で洗浄し、殺菌消毒(部品材質で洗浄剤を使い分け)
3、耐久性抗菌防カビ剤にコーティング

浴室乾燥機の汚れは、ほぼカビホコリなので「ただ汚れを洗う」のではなく、菌糸を殺し再付着を防止して繁殖を抑えます。

洗浄方法

給湯式乾燥機の場合、熱源機が大きいのが特徴で壁掛けエアコンの仕組みに似ていますが熱源が
「ガス」「お湯」の違いで構造上では同じですが、大きく違うのは内部部品の配置です。
なぜ分解をしないといけないのか?

熱源がファンを囲う様に配置されているので、背板との隙間は約4cm ファンとの隙間は2cmしかなく洗浄
をするにも高圧洗浄機のガンが入りません。
設置された状態で高圧洗浄をしても上向き洗浄ではホコリを上面に押し込むだけで除去出来ません。
熱源機も暑さ3~4cm、隙間1mmでは垂直に圧が当たらないと貫通もしません。

ファンの上に上部カバーが有り、そこに溜まっているホコリを残すと機内で廻り臭いと詰りの原因となります。
上部カバーを外すには、熱源機とファンを外さない限りは取外しも洗浄も不可能だからです。

清掃後は色褪せを除いて機能は新品同様になり、温風は亜熱帯の様に熱いぐらいで洗濯物も短時間で
乾く様になり、ホコリやカビ臭も消えます。
乾燥暖房機の温風不具合は分解清掃で改善する場合が多々なので交換する必要は先延ばしできます‼

 



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