ブログ

換気扇(レンジフード)から油が落ちる原因

横浜市青葉区で築15年のマンションにレンジフードクリーニングを行いました。
分譲賃貸で半年ほど前に入居されたのですが、クリーニング後の内見の時点でガスコンロ周りに油が落ちていて、再清掃をして頂いたのですが引越して来たら未だ汚れていて、「クリーニングの限界です」と言われたそうです。

不動産屋さんから、換気の調査と油タダレの改善のご依頼です。

レンジフードの縁から油が垂れていて、退室クリーニングではファンや金網フィルターは洗浄してもフィルターパネルやファンケーシングまでは触らないのが一般的ですが、このタイプはフィルターパネルを外さないとファンが降りないのですが・・・

ファンを外した形跡が無くフィルターパネルの裏溝には油が溢れているのは15年分でしょうか?
油が垂れる原因はファンが収まっているケーシングと内側パネルの裏側に油が溜まっているので、そこをお掃除しないで下から見上げた目視出来るところだけのお掃除は、排気目的の機器には意味がない思います。

触る部品はどれも油がベタベタ状態です・・・

錆は落ちませんが油は全て除去しました。
退室クリーニング、一般のクリーニング業者さんでは表面的なクリーニングでキレイになっても、
ビスやコネクターを外して裏側をお掃除する概念が無い(教わっていない)ので、吸いが悪いや油ダレの改善には至らないのは仕様が無いのでしょうね。

今回の油ダレの原因はフード内に溜った油でしたが、クリーニング業者さんの怠りでしょう。ただ、大半の業者さんはこのレベルが実状です。

では、なぜ当社がここまで出来るのか?
それは、ダクト清掃をする際に内部を分解するので脱着に熟知しているのと、元来がお掃除屋さんなので汚れの理屈が分かるからです。

換気扇から油ダレする原因は?

単純にフード内部の油溜まりが原因です。
でも、換気扇だから油も煙も排出しているのでは?とよく云われますが、フードの構造上シロッコファンの場合は
ファンに油が吸い寄せられて、ファンに油が付着します。
付着した油はファンの回転で吹飛ばされてファンが収まっているカバー(ケーシング)に跳ね飛ばし、溜った油はOILポケットに流れます。
レンジフードが新しい内は特殊コーティングで流れ易くなっていますが、経年による酸化でコーティング
は剝れ、お料理油には焦げや食品カスが含まれるので、油はドロドロです。

定期的なクリーニングを怠るとケーシングに油が溜まり、逆風防止ダンパーに当たり、ダクト管を通って排気口に付着します。

ケーシング

ケーシングに溜まったファンの風圧で溢れ出て落ちます。また、油の塊が真上の逆風防止ダンパーに付着します。

逆風防止ダンパー

逆風防止ダンパーに油が付着すると、開閉がスムーズに動かず排気を妨げてしまいます。

排気口

排気口に油が付着するとホコリを巻き込んで壁が出来て排気不能になります。
各所に不具合が生じると油は逃げ道を失い、フード下に垂れることになります。

上記の一連の道理を知ったクリーニング業者出ないと、折角クリーニングをして貰っても改善には
至らないでしょう。
レンジフードダクトの清掃でキッチン、リビング周りに油が回らない様にになり、換気扇の寿命も延びます
レンジフードのクリーニング時にダクトや排気口の点検も行いましょう!



関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る