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戸建ての給気口と換気扇の分解清掃

24時間換気の設置が義務付けられて10年以上は経っていますがメンテナンスはどうされているのでしょうか?
トイレの換気扇や各居室の給気口はカバーがあって内部のお掃除が疎かになってはいませんか?
気が付いたら給気口の周りのクロスやカーテンガ煤けていたり、換気扇の周りがホコリで積もっていたり
している筈です。
東京都豊島区で築10年の戸建てにて、給気口9ヶ所と換気扇3ヵ所、レンジフードとダクトの清掃を行ってきました。【レンジフードとダクト清掃の記事】

給気口の清掃

10年間何もしていないので、フィルター交換と清掃です。

戸建ての給気口の位置はエアコンの真下に設置されている事が多く、給気口のお掃除をしていないと
汚れた外気がエアコンに吸われて拡散してしまいます。

給気口のカバーとフィルターを外すと壁の厚み分の通気管がススで真っ黒になっていて、こぼれて来ます。

これが本来の姿で、ススがたまるのは仕方ないですが定期的な清掃は必要です。

ベランダや外壁に設置されている給気口の室外キャップは意識しないと汚れには気付きません。
防虫網は外気のホコリで目詰まりしているので、給気が出来ていない状態です。
室内側のフィルターも10年間、触っていないのですすの固まりと化しています。

虫やススの侵入を防ぐ網やフィルターが付いているので快適な分、メンテナンスは不可欠です。
フィルターの元の色は白で、10年間ススを被って真っ黒になりました。
本来は、2~3ヶ月に1度の水洗いと1年毎の交換が目安なのですが・・・。

トイレ換気扇の分解清掃

トイレはトイレットペーパーの粉が舞うので本来は白い粉なのですが、給気口が汚れていたので排気される汚れはお部屋の汚れです。

室外側の排気口防虫網は給気の反対で内側に目詰まりをして、ニオイすら逃げない状態です。

換気扇のプロペラだけを外して清掃ではなく、本体ごと外して通気管と室外キャップまでが清掃の範囲
なっておりますので見た目だけではなく実質的に換気力も戻ります。

換気システムのメンテナンス

換気とは空気の入替えで給気と排気が同時に行われて換気になるので、換気扇ばかりを意識しがちですが、
汚れは給気口も同等によごれていますが、給気口のフィルター掃除や閉めた状態では換気扇を回していても
換気力は半減します。

室外の排気口に防虫網、排気管に通気管までの一貫した清掃が、お家の快適な換気環境を維持します。
生活していると変化に気付かないですが、この環境にいきなり住めば息苦しさを感じるはずです。
日常的なメンテナンスはカバーやフィルターしか触れませんが、2~3年に1度は本格的な清掃が必要です
(環境や装備品によっては1年毎)
24時間換気システムの給気口、換気扇の本格的な分解清掃はお任せ下さい。

 



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