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5.62019
浴槽下のヘドロ除去、ニオイは浴槽の裏から
東京都文京区で賃貸マンションに引っ越してきたのですが浴室がカビ臭く、換気も弱くて臭いが消えず
自分でお掃除をしても「塩素系洗剤」がダメで浴槽エプロンの裏(浴槽裏)のヘドロ状の汚れがお掃除出来ず困っていました。
管理会社さんでは、退室時のクリーニングをしているので「現況有姿優先契約」で対応はして貰えませんでした。
目次
臭いの要因
浴室のニオイは湯垢汚れとカビが主な原因ですが、湯垢が排水されず溜まったり、湿気が排気されていないのが要因です。
また、排水管に至っては分譲マンションでは管理組合で定期的に洗浄をしていますが、賃貸の場合は管理会社さんの提案と所有者の理解が必要で、毎日生活する入居者さんとのギャップはなかなか埋まらないのが実状です。
単純に全てをお掃除すれば良いのですが賃貸の場合は貸主側の対応(費用、理解)が不十分で、ニオイは個人差故に改善要求は受け入れてもらえない場合が多いです。
⓵浴槽裏の清掃
⓶換気扇の清掃
③排水管の清掃
⓸排気ダクトの清掃
⓹給気口の清掃
を提案しましたが、全て入居者さんの自腹と言うことで⓵⓶⓹に絞りました。
浴槽ひっくり返し清掃
エプロン裏は酷い汚れでは有りませんが外して洗ったのかは???です。
洗い場の隅はエプロンが収まっている状態では奥まっていて、死角の部分なので汚れが残っています。
排水部品は洗い場側だけはきれいですが、浴槽下のヘアーキャッチャーやエプロンの受け具は汚れたままなので、エプロンを外しての清掃はされていないのが窺えます。
退室クリーニングでは上からの目線しかキレイにしませんから、ましてやエプロンを外しては範囲外の扱いです。
1日で2~3部屋のクリーニングをしなければならない「退室専門の掃除屋さん」では当り前の作業になっています。
浴槽をひっくり返すと床や壁には湯垢や髪の毛、カビが・・・。
浴槽裏はカビだらけで排水口にはヘドロ状の汚れが巻いています。
これらがニオイの元で、浴室をいくらお掃除してもニオイが残る原因です。
浴槽裏や下は1~2年で湯垢や髪の毛、カビで汚れてしまいます。完全一体型や密閉性の浴槽でない限りは宿命になっているので仕方がありませんが、浴室でのニオイや小バエ、カビが気になる場合は浴槽裏の汚れが原因の一つになっています。
浴槽のひっくり返し清掃で原因元をキレイに除去しました。
乾燥換気扇の分解清掃
換気扇は乾燥機と一体型で、パネル表面しか清掃はされていませんでした。
当然の事ながら内部は一度も清掃されていません。換気、乾燥ファンの両方ともカビが積もって換気ファンにはホコリカビが分厚いです。
換気ファンにホコリが堆積すると遠心力で重くなり換気力は低下します。乾燥ファンは回す度にカビを撒き散らしています。
清掃して良く分かるのがファンの元の色で換気ファンは黒色、乾燥ファンが白色です。
お風呂上りに乾燥機を回して欲しいのですが、カビが付いたファンでは意味が有りませんから!
給気口の清掃
換気の一つで空気を取り入れないと換気扇を回しても排気されません。その空気を取り入れる所が給気口です。
防火ダンパー付きの給気口ですが、ダンパーが閉まっています。バタフライ型ダンパーで火事の延焼を防ぐ
ための蓋です。
通常はヒューズと言うクリップで留まっていますが、何故かヒューズが外れて給気口は閉まり給気
されていませんでした。換気が弱い原因はこれです。
一般のクリーニングでは見ない、触らない所に不良個所が隠れています。
乾燥換気扇の分解清掃、給気口の清掃で換気環境は変わります。
ダクトや排水管の清掃をすれば完璧なんですが、・・・予算の都合でここまでです。
これで生活をして様子を見て頂き、改善が無ければ次は排水管を疑いましょう。
【スポット清掃とエアコン洗浄の記事】
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