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2.62019
浴槽をひっくり返して届かない所の清掃
2/4 神奈川県茅ケ崎市にて築10年の戸建てで浴槽裏の洗浄を行いました。
風呂釜配管洗浄とのセットメニューなのですが外れるかどうか?
過去に一度、クリーニング業者さんで「エプロン裏の高圧洗浄」をしたそうですが、
今回のお湯の汚れで風呂釜配管洗浄を依頼するに当たり、エプロン裏の洗浄も出来る業者を探していて、
「浴槽をひっくり返して清掃」が目に飛び込みご依頼頂きました。〖風呂釜配管洗浄の記事はこちら⇒〗
目次
エプロンと給湯配管の分離
エプロンが上下2枚で分割されていて、水栓側の棚が接しています。
日常のお掃除では下側のエプロンを外して、浴槽裏の清掃が可能ですが浴槽を外すとなると全てを外さなければ成りません。
エプロンパネルの上側に洗い場側の水栓給湯管が貫通しているので、給湯管を分離してエプロンを外さないと
浴槽自体も外せません。
水栓の棚は給湯管を隠すための付帯で、取り外す機会がないので外した跡は髪の毛や湯垢、カビの溜まり場に
なっているのが判ります。
エプロンの洗浄
エプロン写真の右パネルは2段の下側で、前回のお掃除で外して洗浄した形跡は有りますが、
左パネル(2段の上側)や棚は10年分のカビと汚れが凄いです。
10年間、放置されたカビ汚れは除去出来てもシミ痕は残ってしまいます。
浴槽まるごと洗浄
写真でもお解かりになる様に、前回の他業者さんによる高圧洗浄の形跡が見当たりません。
其れもその筈で、下側のエプロンを外しても真中写真の両側の黒いゴムと間の追炊き配管が邪魔で一般の高圧洗浄ガンは
どこにも入っていく余地が無いのです。
浴槽は160cmサイズで二人掛かりで外します。
洗浄後は見違えるほど綺麗になり、「リフォームをしたのかと勘違いする」と歓喜されていました。
浴槽裏は普段は目にしない場所なので汚れている意識は持たないですね。
臭いやカビが棲息しているので、年月をかけて体調が悪くなってもココが原因とは疑わないでしょう⁉
お風呂に入浴せずとも、浴室全体や洗面所に蔓延しているのではないでしょうか。
浴槽が外せるタイプなら、迷わずひっくり返して丸洗いをしましょう‼
浴槽裏の難所
殆んどのクリーニング業者さんでは浴槽裏汚れの概念や浴槽を外す発想は持ち合わせておられないし、
外すノウハウと技術がないので、あまり一般的では有りません。
排水方法がゴムチェーンでは無くプッシュ式の場合、裏でワイヤーが伸びています。
お湯が出てくる金具やエプロンと接している棚の存在が作業を困難にします。
更に困難なのが浴槽を固定している金具が給湯管と排水ワイヤーの奥に隠れているので、
普通に見れば「無理です」と帰ってきます。が、技術と道具しだいです。
マンションの様に単純に置いているだけなら、外せる業者さんもいますが、
戸建ての浴室はマンションとは異なり複雑で、配管の位置や浴槽の据付方で浴槽が外せるタイプは少ないのでなと、
外せるタイプでも手間と道具が必要な場面では敬遠されてしまいます。
外せないタイプの浴槽でも特殊高圧洗浄のメニューが有ります。
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