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引越し先のお風呂『ニオイと汚れ』が残ったまま

築15年のマンションに引っ越してきたのですが「クリーニング済み」でお掃除はそれなりにキレイでしたが
お風呂のニオイと排水口に集まる湯ドロと髪の毛、不動産屋さんに連絡すると、
・排水口に集まる汚れは浴槽裏の汚れで「清掃の範囲外
」裏側まではお掃除出来ない。
・ニオイは「個人差」があるのと、「新築ではないので仕方がない」慣れるまで我慢して下さい。
との返事でしたが、1ヵ月経っても慣れも変化しないし不動産屋さんでは改善の方法が無いので
ご相談を頂きました。

ニオイと汚れの原因

浴槽が据付型なので、浴槽とかべの隙間からお湯や髪の毛が侵入するのでお湯は排水しても
湯垢や髪の毛は浴槽下に溜まったままです。

お風呂のお湯も追炊きがされているときは、体が入ったお湯が給湯器へ往復しているので配管は皮脂や垢で汚れていて、
その汚れた配管は新しいお湯も徴用しているので、お湯を張るたびに雑菌の混ざったお湯の湯気が浴室全体に広がるので常にニオイがするのです。

浴槽裏の洗浄

排水口に集まる髪の毛や湯ドロは浴槽裏に溜まった汚れなので浴槽を外します。

エプロン裏からカビだらけ!清掃業者さんにもよりますが、退室クリーニングではエプロンを外しての指示が無い限り外さないし、指示も無いのが一般的です。

エプロンのお掃除くらいはご自身でも出来ますが、自分たちの汚れではないので・・・。

浴槽を外して洗うという概念は有りませんから・・・。

一般的にはリフォームするまでお目にかかれない場所です。

浴槽下には15年分の髪の毛や湯ドロが溜まっているので、これが流れていたりニオイを発する元ですね。

賃貸であっても分譲でもハウスクリーニングでここまではして貰えませんが、せめてオプションで選択肢でもあれば
改善への近道なのですが、貸主や売主、管理会社に清掃業者にいたるまで見えない場所のお掃除は知らん顔ですから。

追い焚き配管洗浄

お湯お湯の出る配管は追い炊き配管と共用で、循環具で切り替えているので汚れの交差点になっています。
お湯の吸込み口や吐湯口には前入居者さんの湯垢が付着している部分からお湯が出入りし、常にお湯に浸かっているので、
雑菌ふろ=ニオイ風呂になるわけです。

この部分もクリーニングでは「触らない」が暗黙のルールになっています。

誰もが意識しない「追炊き配管」には雑菌を含む汚れが堆積しているので退室のクリーニングでは本格洗浄
常識化すればトラブルにはならないのですが・・・。
洗浄後は浴室全体のニオイも気にならなくなり、憂鬱な気分が晴れた様子でした。

お部屋探しの内見ではガスが止まっているのでお湯は出ませんが、循環具やエプロン裏の確認は出来ますので
住まれてからのトラブルにならない様、チェック項目に入れておきましょう。

 



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