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3.272020
コロナ対策で在宅ワークしてたら換気の悪さに気付く
新型コロナウィルス対策で会社が在宅ワークになり、10日間自宅に籠っているとお部屋の空気の悪さに
気付き、「換気」の意味を改めて気付かされます。
東京都中央区で築17年の賃貸マンションに入居して2年、生活する空間としては何の問題も無かったので
すが、コロナ対策で在宅ワークになり、お買い物以外は朝から夜から朝まで、ず~っと家の中で「息が詰まる」
を実感する事になり、窓の開け閉めも立地上出来ず仕事に集中できずエアコンクリーニングとレンジフードの
クリーニングを他社さんに依頼されて、気分も変わると思っていたのですが、今まで気にもしなかった
「水廻り」のニオイが・・・特に浴室乾燥機がこんなにクサイとは気づきませんでした。
目次
換気空調機器
「換気環境」と目に付くエアコンやキッチン換気扇ですが安直に、見える機器をキレイにしても対処法で根本的
な改善にはなりません。エアコンは空気ガ汚れていれば撹拌するだけで、レンジフードも24時間回しっ放しは
しませんから。
テレビの情報番組では「換気」が大事と言われていますが、最近の建物では24時間換気が設置されているので
窓の開閉をせずとも常時、換気はされています。がしかし「換気」とは空気の入替えで汚れた空気を排気する
換気扇は「汚れ」の代償を背負っています。その先にはダクト(換気管)や排気口と繋がっているので
10年経つと内部は汚れが溜まり、詰まって換気力が弱まります。
24時間換気システム
もう一つ重要なのが「給気口」で、窓周りに丸や四角い通気口が設置されているのですが、「換気」とは出す
だけが「換気」ではなく「入替え」なので外気を取り入れなければなりません。換気扇の風量と同量同時に!
それが「給気口」の役割で、吸込み口は虫やチリ、ホコリが入って来るので外側には防虫網、内側にフィルターが装着されています。
「給気口」と「換気扇」は物質的に繋がっていないので脈絡を感じませんが、「空気の流れ」で
密接な関係が有り、給気と排気の両方を合わせて「換気」です。
窓の開閉は寝ている時間は出来ないので24時間換気(給気口を含めて)で空気の入替えをしてくれています。
24時間換気システムは2時間に1回の空気の総入れ替えをしている計算です。
給気口清掃
給気口を開けると外気が入って「寒い」から閉める方が居られますが、閉めると給気がされないので玄関ドアや
止まっているレンジフード、排水口にエアコンのドレンホースから給気しようとするので、
ドアが重たくなったり下水臭や油臭、エアコンがポコポコなったりするのは給気不足からくるものです。
給気口の外側や内側は退去クリーニングでは対象外になっているので築年数分の汚れと詰りが残ったままです。
内側のフィルターは防虫用と粉塵用、がありますが、今回装着されていたのは防虫用でお客様が裏側に
粉塵用フィルターを後付けされていましたがクロス押えが邪魔で内部の清掃が出来ず途方に暮れていました。
外側防虫網はガラリで隠れて詰りに気付き難く、フィルター装着タイプはフィルターの存在自体に気付いかない方も多く、ましてや閉めっ放しは厳禁で「常時解放」と書いてあります。
給気口の汚れや詰りが換気を悪くする原因となっているのは明らかなので定期的な給気口のお手入れが必要です。
浴室乾燥暖房換気扇
浴室の乾燥換気扇は24時間換気システムの本体で、
換気モード
24時間換気・・・弱運転
換 気・・・・中、強運転
排気の一方通行
暖房・涼風モード
浴室内の空気を暖めたり送風で循環
乾燥モード
換気と暖房が両方運転
換気で湯気や湿気を排気し、暖房で浴室内の水滴や洗濯物を乾きやすくす
乾燥・暖房が臭い
乾燥暖房換気扇一体型の機器は湯気やホコリに晒されているので内部はホコリとカビが溜まっています。
乾燥、暖房モードでは空気の循環をさせているので乾燥機内部のカビ臭が温風と共に吹き出され、
衣類や浴室全体をカビ臭が覆うので水臭い匂いが染みます。
また、給気口を閉じたまま24時間換気をしても陰圧状態でファンは回っていても勢いよく排気はされず
換気扇内にホコリは溜まり易くなり、カビやニオイの元になります。
TOTO三冠王の分解洗浄
TOTO三冠王は換気ファンと循環ファンが別々にあり、ファン自体は上から収まっているので本体を降ろさないと
分解が出来ません。
ファンにこびり付いたホコリは写真では白く写っていますがカビが繁殖しています。
熱源器はファンに吸込まれた空気を上から送られるので、裏側にファンに付着したのと同じカビ埃が乗っています。
ニオイの元はここから発して浴室をクサくしています。
洗浄後は抗菌防カビコーティングで仕上げているので、吹き出す温風は無臭です。
3~5年に1度は乾燥暖房換気扇の分解清掃が必要です
浴室クリーニング
乾燥機がキレイになったので、浴室に染着いた嫌な臭いもリセットしましょう!
最初に浴室全体に除カビ剤を塗布するのですが、塩素系除カビ剤を3種類を使い分けます。
家中のカビは200種類と云われていますが、市場に出回っている塩素系は約20種類のカビが目的です。
各メーカーさんでは主要3種類のカビに有効なのは共通していますが、残りのカビに対しての有効成分は
各社バラバラなので使い分けます。特に目地カビは1種類では落とし切れません。
写真がブレてしまいましたが目地のカビわ除去出来ました。
こびり付いた水垢は日常のお掃除では落ちません、石化しているので残ると汚さは目立ちます。
水栓の根本や洗面ボールのオーバーブロー穴の中、洗面ボールの裏までてを加えてピっカピカに仕上げます。
排水口部品や排水口の中は漂白剤に浸けて、鏡の縁の水垢、アクリル板の水垢はなかなか落ちない場所ですね。
鏡の縁はカミソリでコソギ、アクリル板は0.1mmのステンレスたわしと酸性洗剤で水垢はキレイになります。
勿論、傷は漬けません。
1Kのユニットバスでも2時間以上かけて、裏の裏や隅々までキレイになって、浴室全体の嫌なニオイは一切無くなりました。
浴室のニオイが気になったら浴室全体クリーニングでリセットしてみては‼
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