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4.152019
マンションの給気口を開けると寒い
住居の換気に欠かせない「給気」は外気を入れて通気させる給気口を開けていなければなりません。
給気口から換気扇に方向へとかぜが流れるので、冬場は冷たい風が入って寒いです。
昔の住宅では隙間風で換気がされていましたが、その反面「寒い」からと気密性の高い住宅が造られるようになりました。
特にマンションでは高気密高断熱になり、室内温度が下がらない分だけ給気口からの風は冷たく感じます。
見えない換気より、「寒い」を優先して給気口を閉じられる方が多い様です。
東京都大田区の築12年のマンションに給気口の清掃を行いました。
1年前に清掃でお伺いしての定期清掃です。【前回の給気口清掃の記事】
目次
給気口の清掃
リビングの給気口は大きい方がレンジフード用で小さい方が24時間換気用です。
室外側の網は1年でホコリが目詰まりしています。
リビングと書斎の給気口内部にタオルが詰められていました。
奥様は換気の意識が高く、全部屋の給気口を開けるのですがご主人が寒がりで、内緒で中に
詰め物をした様です。
清掃前の緑のフィルターの1枚が汚れていないのは書斎の足元にある給気口で、寒いからと詰め物をしていたせいで給気がされていませんでした。
環七沿いの立地なので排気ガスで汚れます。
フィルターを装着しているので室内までは汚染されていません。
フィルターは3ヵ月毎に洗うのが理想ですが、脱着時にススが舞上がるのが嫌で1年毎の清掃時にフィルターも交換になりました。
寒さ対策
折角、給気口をキレイにしてもご主人が寒がりで「中に詰め物をされても困る」と言うことで、後付けカバーのご提案です。
外気を取り入れる給気口の開口部は360度全方向に入るため、給気口の位置が胸の高さだと顔や頭が寒く、膝下の高さだと足元が寒くなります。
当り前ですが、直接に風が当たるからです。
それを緩和してくれる後付けカバーがあり、風は上方向にしか入って来ないので直接かぜが当たらないので寒さは和らぎます。
フィルターが付いているので壁のクロスも汚れずに済みます。
給気口は前述の隙間風を生ませる設備なので寒いのは当たり前ですが、閉じると意味が無くなってしまい換気もされなくなりカビやアレルギーなどで生活に障害が出てしまいます。
後付けカバーを設置することで、「寒い」「クロス汚れ」が改善されます。
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