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1.182019
お風呂とトイレが換気されない
横浜市緑区で築17年のマンションに浴室、トイレのダクト清掃を行いました。
排気口が北側にあり、北風が強く浴室の湯気が逃げないので浴室がカビが凄いのと逆風でお風呂場が寒い、
トイレのニオイがずーと籠ったまま臭いとのご相談です。
排気口ガラリを外した内部ですが、クモの巣と防火ダンパーが錆びている状況から
上手く排気されず湯気が閉じこもっている様です。
目次
お風呂の湯気が逃げず寒い原因
浴室の換気扇が正常に動作して、排気口も塞がれておらずダクト管にも詰りが見られません。
換気扇本体からダクトが外れている訳でもないです。
排気口を外してダクト内はホコリは付着していますが、詰まる様な固まりも見当たりません。
換気扇とダクト管のジョイント部に逆風を防ぐ蓋(逆風防止ダンパー)があるのですが、湿気による劣化で欠落しています。
その奥に見えるファンもホコリが固着して換気力を低下させる要因です。
今回は、浴室乾燥換気扇を交換される相ですので、ダクトの清掃と逆風防止ダンパーの設置作業を行います。
トイレのニオイが残る
臭いが逃げない原因
臭いが残る様になったのは何年も前からの様で、リフォームしないと改善されないと思っていたそうです。
トイレは単独で換気扇→ダクトで排気口も浴室とは独立しています。
トイレットペーパーを使う度に粉が舞うので、換気扇内部は白い粉が溜まって羽根の隙間を塞いでいます。
この状態での換気率は悪く、ダクト内にも粉ホコリを送っています。
換気扇の分解清掃
換気扇はカバーを外してもファンは見えるけど外せません。
ホコリが落下しない様に受けがあるので、日常的にファンのお掃除が出来ません。
分解すれば隅々までキレイになり、ファンの回転に負荷が掛からなくなったので換気力が戻ります。
ダクトの清掃
排気口ガラリ
排気口は換気の出口で風向版(ガラリ)があり、排気されたホコリはガラリに当たるので、
ホコリの壁が出来て堆積していくと排気がされなくなります。
・写真内の左側はトイレで白いホコリ溜まっています。
排気口は天井近くに設置されているので日常的覗いたり清掃は難しいですね。
浴室ダクト内部の清掃
湯気が逃げないとダクト全体が錆びてしまいます。
排気口側の錆は今回、除去出来ませんが大規模修繕時の案件になります。
本来は錆が発生する前の清掃が願わしいです。
トイレダクト内部の清掃
入口も出口もホコリはどんどん堆積してしまいます。
排気口がバルコニーの場合はこのホコリが洗濯物に降り、
玄関側の場合はドアを開ける度に侵入するので、玄関~トイレ間はず~とトイレ臭です。
排気を邪魔するものが無くなり、トイレに臭いが籠る事もないでしょう!
逆風防止ダンパーの設置
ダクト管は換気扇を回していれば排気口へと一方通行ですが、換気扇を止めるとただのトンネルになり、陰圧のマンションでは給気に変わり外気が浴室内に入ってきます。
ダクト内に逆風防止ダンパーを挿入して、隙間を埋めて固定しました。
乾燥換気扇を交換すれば、風力も戻るので逆風で湯気が戻ることも無くなります。
浴室が換気されないと・・・
お風呂上りに換気されていないと湯気が浴室内に籠って、天上や壁に水滴で残ります。
水滴はカビのエサなので、放っておくとお風呂全体がカビに覆われてしまいます。
そのカビをも放置するとシミになり模様は残ってしまうので、朝まで水滴が乾かない様なら
換気扇やダクト管が原因になっています。
そうなる前の換気ダクトの清掃をおススメします!‼
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