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換気扇の排気口に鳥の巣、撤去と網の設置

横浜市港南区でマンションのレンジダクトの鳥巣撤去を行いました。
キッチンの天井からカタカタと音が聞こえて、レンジフードの蓋が揺れている音かなぁ?と思っていたら、出窓枠に何やら粒々のものが落ちてているのに気付き、よく見たら肌色の粒が動いています、正体は「ダニ」です。

日中は留守にしているので気付きませんでしたが、お休みの日に鳥のさえずりが足音と共に聞こえて、「鳥が居る」と判ったそうです。排気口が4階の外壁にあるので外からは確認が出来ずにお困りでした。

1年前にキッチンをリフォームをしたのですが、レンジダクトは約1mで交換されていました。

他のお部屋の排気口キャップを確認すると、ガラリ無の防虫網が装着されています。
築35年のアルミ製の網は劣化して欠落したのでしょう。

レンジフードからダクトを分離すると鳥巣の枯葉が詰まっていて、枯葉を除去すると排気口が見えました。
防虫網は無くなって穴が解放されているのと、日中に換気扇が止まっているので恰好の巣作り穴になっています。
ダクト管には鳥の糞がこびり付きダニが湧いているので、キッチン周りまで広がったのでしょう。

4階の外壁なので、外側からのアプローチができませんが、幸いにもダクト長さは1mなのでキッチン側からの作業になります。糞を拭取り消毒除菌とダニ駆除を行い、防虫防鳥のステンレス網を装着して、キッチン周りのダニ駆除を行って終了です。

巣を作ったのはムクドリで、最近では駐車場や空き地が減少しているので巣作りする木が無くなり、建物の換気口に作られる事例が増えています。築20年以上の建物では排気口の網が無かったり、アルミ製が劣化して欠落したりしています。
疑いがある様なら春先は1日中、換気扇を回しておけば巣は作られないでしょう。

雛が居ると巣立ちするまで撤去が出来ないのと、ダニが部屋中に湧いてしまうので早急な対応が要ります。

 



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