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エコキュートの追い焚き配管洗浄(HITACHI製ステンレス管)

昨年にパナソニックのエコキュートで緑青汚れの配管洗浄を行ったお客様がおられて、タンク内の追い焚き配管が銅管の場合銅管の腐食錆が発生すると完全に除去が出来ないので「毎年の洗浄が必要です」とご説明しましたら、「銅管でないエコキュートに交換したい」とのご要望でした。
HITACHIさんでステンレス配管のエコキュートをだされているので業者さんに相談されては⁉と提案していました。
先日、ご連絡があり「HITACHI のエコキュートに交換したので浴槽までの配管の洗浄をお願いします」
との事で、交換されない給湯器~浴槽の配管に昨年からの1年分の汚れを除去してきました。

追い焚き配管洗浄

給湯器が新しいので掻き出された汚れは給湯タンク~浴槽までの約3m×2本分の汚れです。
タンク内の追い焚き配管はステンレス製なので金属色は青ですが、湯垢の色は深緑なのでタンク交換前の
銅管の緑青が既存の樹脂管に付着していました。

追い焚き配管洗浄のタイミングとしては給湯器の交換に合わせて行うのが良く、
せっかく給湯器が新しくしたにも拘らず汚れた配管のままだと汚れたお湯しか出て来ませんから!

HITACHIのエコキュート

首都圏でも井戸水を利用している千葉や神奈川の一部では井戸水使用の給湯器が使われています。
エコキュートではHITACHIが唯一かも知れません。

そもそも井戸水は直接に飲用水としては使えないのでエコキュートシステムの貯湯方式には合わず直湯式で
ステンレス管を採用されています。
通状の貯湯式にもステンレス管を採用している機種もあります。
追い焚き配管の金属の劣化腐食に伴う錆を考えればステンレス管も選択肢の一つです。
錆自体と言うよりかは、腐食による「こぼれ」や表面が削られて汚れが付着し易くなるのが問題です。

銅管

配管の加工のし易さ、熱伝導率やコストでは銅管が最も優秀でエアコンや乾燥機、給湯器の殆んどに
使用されています。
反面、柔らかい金属なので製造段階でピンホール(針穴)や亀裂は否めません。また、腐食錆の緑青は10円玉にも発生するので避けられない宿命です。

ステンレス管

錆に強く丈夫ですが、固いので加工が難しいのと原料が高価なので、製品のコストパフォーマンスは高いです。
金属腐食も殆んどないですが、絶対では有りません。
ステンレス管採用のエコキュート

 

 



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