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浴室にカビと虫、赤ちゃんのための除菌洗浄

東京都狛江市で浴室、風呂釜、エアコンの洗浄を行いました。
築30年くらいの貸家に引越されて来たのですが、古いのと空室期間が長かったせいか
浴室内のカビと浴槽内に虫の死骸が多量に有ったそうですが、ご自身で清掃はしたものの
風呂釜の配管が気持ち悪いのと赤ちゃんが居るので、徹底的なカビ取りと除菌のご依頼です。
《エアコンクリーニングの記事はこちら》

浴室清掃、洗剤や道具を使い分けて徹底洗浄

壁と床がタイルなので目地のカビが目立ちます。

天井が高く日常のお掃除では届かないので、カビを放置しているとすぐに繁殖してしまいます。
日常的には換気やお風呂上りの水滴除去をすれば良いのですが、カビが残っている環境では
繁殖のスピードの方が早いです。

カビは塩素系洗剤(漂白剤)でしか除去は難しく、カビ取り剤でけでも5種類を使い分け、
何度か繰り返し除カビをしますが経年のシミは少し残りますが、入居時のハウスクリーニングでは
時間を掛けてのお掃除はされないのが一般的です。

扉(折れ戸)のゴム部やレール溝も汚れが目立つカ所ですね。

ゴム部はカビ取り剤を掛けるだけでは除去しきれないので、浴室全体を湿らせて寝ているカビ菌を
活性化させて、微細ブラシで隅に浸透させます
レール部分は水垢ががこびり付いているので、塩素を洗い流したのちに酸性洗剤で石化物を除去しました。

水アカがこびり付いて白モヤになった水栓器具ですが、シャンプー時の石鹸カスや湯垢、髪の毛が飛び
水滴も温水側の熱で固形化して固着するのです。
こうなると通常のお風呂用洗剤では落とせず、また闇雲に酸性洗剤を使うと洗剤焼けを起こして
まだら模様がが残ります。

数種類の酸を調合した酸性洗剤で水アカを浮かし、傷の付かない樹脂研磨スポンジ又はゴムスポンジにて
除去した後にアルカリ洗剤にて中和濯ぎで磨きます。
手に触れる部分は汚れ易いからこそ徹底洗浄が必須です。
ハンドル部分が緩んでいたり、水漏れの場合はパッキンの交換をして戻します。

シャワーヘッドや吐水口は菌の温床で、ここの汚れを放置すると浴室全体、身体に菌を撒き散らしている事になります。

外せるものは外して、接合部の汚れを除去することが肝心です。
感染症でお医者さんが一番疑う場所です、何でも口に入れる赤ちゃんにとっては怖いですね。

風呂釜の配管洗浄(追炊き配管洗浄)

自動湯張り機能の付いた給湯設備では浴槽内にお湯が出てくる穴が有ります。
「一つ穴」と呼ばれていますが、追い焚き機能が付いていれば、お湯を給湯器に戻す穴がもう一つ有ります。

二つあるのは通常はバランス釜で自然循環させるものですが、一つ穴の場合写真で青矢印の穴から戻して
赤線部分からお湯が出て来ます.表向きには入口と出口が同一ですが、奥では2つの穴で分かれています。

 

今回は、それが分離された二つ穴給湯器です。
追炊きの場合は、下から吸って上から出ますが湯張り時は両方の配管から給湯します。
(裏側で配管が2本給湯器と繫がっています)

 

上も下も両方に湯垢が溜まっています、吸込み口のフィルターは目詰まり状態です。前入居者がお年寄りだったそうで、湯船を2~3日追炊きで使い回していたのでしょうか?

この循環金具や配管に虫が湧く事は有りませんが、出入り口の循環金具の汚れ=配管内の汚れなので、
市販のジャバを何度やっても、この汚れが掻き出される事は御座いません。

 

引越してきたとき状況が衝撃的過ぎて、恐る々ジャバはしたものの気持ち悪くてシャワーで済ませている状態です。
お湯を貯めて見ましたら、干乾びた湯垢が出て来ます。
長期間、お湯を通していないと配管内の水分は蒸発して、配管内の膜状の汚れが干乾びて
日焼けの皮の様に剝れた出て来ています。

二つ穴給湯器の配管洗浄は一つ穴式に比べ、配管の太さ穴の位置が別物なので洗浄方法も違ってきます。

洗浄後は汚れ一つ無く、奥まで除菌されたお湯は綺麗で、安心して赤ちゃんと入浴出来ます

お引越し先のお風呂の配管は洗浄されていません!
汚れが出ていなくてもお湯は前入居者の雑菌だらけで気持ち悪いです‼
小さいお子様がいらっしゃれば風呂釜配管洗浄はやっておいた方が良いです
!!!

 

 

 



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