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浴室乾燥換気扇の分解清掃 タカラスタンダード編

1/24  千葉県柏市で築18年の戸建てに浴室乾燥換気扇の分解清掃とキッチン換気扇の外フードの清掃、
風呂釜配管洗浄を行ってきました。【換気扇外フードの記事はこちら⇒】
〖風呂釜配管洗浄の記事はこちら⇒〗

9年前にを引っ越してきて、浴室のリフォームをされてたのですが、ご実家の介護でのんびりと自宅での
入浴がままならず、最近お風呂の汚れが気になり、ご自身では触れない乾燥換気扇のお掃除依頼です。

真下から見上げるとガラリ部分(換気口)の汚れが目立ちます。
入浴中は湯気ではっきり見えないし、見ないですよね。

カバーはビスで固定しているので日常的にははずしてのお手入れは面倒で外す事がないので、
カビは必ず発生します。
フィルターは月1回位のお掃除が謳われていますが、カバーの内側に収まっているので、下からの目視では
汚れや目詰まりに気付かないですね。

最も汚れている場所は換気ファンで乾燥ファンはカビています。
乾燥暖房ファンは浴室内の空気を機内で熱風にして吹出す循環式なので、
使用時にしか回さないのですが、常に湯気に晒されるのでカビるのは当然です。
換気ファンはホコリも湯気も通過するので一番汚れてしまいます。

換気ファンの羽根にこびり付いた汚れを掻き取ると、こんなに付着しています。
汚れが付着した状態で回すと遠心力で重く、回転が鈍りモーターにも負荷が掛かるので
換気力の低下とモーターの寿命を縮めることになります。

乾燥や暖房をあまり使われない様で、思ったほどの汚れでは有りませんが、分解して清掃しました。
内部の部品を外して空にします。

カバーのガラリ部(吸込み、吹き出し)は湯気ホコリがすり抜けるので、黒いホコリカビが
積もってしまいます。
専用道具で一本一本、根気よく洗いあげます。ここに洗い残しがあると臭いやゴミの原因になるので。

カビと汚れを除去した後に防カビコートで仕上げています。

吸込み口にはフィルターが有りますが、吹き出し口にはフィルターは無いので、
カビの付いたファンで乾燥や暖房をすると、カビの胞子を撒き散らしている事になります。

浴室乾燥機にはガス給湯式と電熱式があり、どちらも熱交換器があるのですが
この部分を触らない(清掃の仕方が解らない)業者さんが殆どで、
「清掃したのに臭いが残る」と嘆いている声をよく耳にします。

洗いものをするのには洗面をお借りさせて頂きました。

毎日使う洗面器は汚れが目立ちます。特に縁やシャワー部は視野に入らないので・・・

お借りする場所は周りを汚さない様にしっかりと養生を致します。

いつもの事ですが、お借りした場所はキレイにして返すのが掃除屋の心得なので・・・
これも掃除屋の性でしょうか、使用した場所は借りる前よりキレイにして返します。
目立たないサービスですが・・・。

分解清掃できる業者が少ない

大手のお掃除会社さんで「浴室乾燥機の清掃」はオプションメニューで有りますが、
「分解」では無いので、清掃内容は「カバーとフィルター」を洗って、ホコリ払いで終わりです。
あくまでも、ついでのオプションなので。
浴室乾燥換気扇の分解清掃は「分解組立」と「清掃」の両方の技術を要します。
メーカーさん「分解組立」は出来ても「繊細な清掃」の技術が有りません、
掃除業者は「清掃」は出来ても「分解組立」が出来ないからです。
「グリーンサービス」はその両方の技術を持ち合わせているので、
浴室乾燥機の分解清掃も得意分野の一つです。



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