ブログ

マンション 給気口の清掃

換気扇を回していれば換気されていると思われている方が多いですが、マンションの場合は窓が少なく
気密性が高いので同時に「給気」外気を取り入れないと負圧で排気されません。
よくある現象が「換気扇を回すと玄関のドアが重い」と体験された方は結構居られるのではないでしょうか?
負圧=給気不足にならない為に窓の周りに丸か四角の給気口が在るのですが、外気を入れるので環境によっては
排ガスや砂埃で汚れ、室外側ではホコリで塞がれていては給気その物が出来ない状態になっています。

東京都大田区で築11年のマンションに追い焚き配管洗浄でお伺いした時に、大規模修繕で換気管清掃の募集があり
清掃をされたのですが、給気口清掃はメニューに無かったので相談を受けました。
「換気を良くしましょう」とダクト清掃は勧めるものの、換気の一部である「給気」の説明は無かったそうです。

給気口は室内壁~外壁の壁内に通気管が埋まっているので、室内外のカバーを外さないと汚れに気付きません。
タイプにもよりますが、室内側のキャップにはフィルターが装着されている物もありますが定期的にお掃除や交換が必要です。

室内、外のキャップと通気管、フィルターをワンセットでお掃除をしないといけません。
ビスやハメ込んでいるだけなら、ご自身でも出来そうですがボンドで留まっていたり脱着タイプでなければ
容易にお掃除も出来ません。

見比べると汚れの酷さが判ります。
フィルターは2~3ヶ月に1度洗わなければなりませんが、1年以上放置されていたので交換をしました。

給気口のお掃除を疎かにすると換気が不十分になり、写真の汚れが部屋中に蔓延します。クロスのスス汚れは
それが原因になっています。目に見えない空気だからこそ換気部品のメンテナンスは大事です。
24時間換気、給気口はお掃除が必葉です。



関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る