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お風呂の乾燥機から黒い粒が落ちる

お風呂の浴室乾燥換気扇のお手入れは月に1回のフィルターのお掃除と吸込みガラリのホコリ取りが必要
ですが、実際には内部はカビが繁殖して吹出される温風はカビの胞子を撒き散らしています。
浴室の乾燥機は換気扇と一体型が多く、シャワーや入浴で生ずる湯気に晒されるのは当然ですが換気扇で
排気されますが湯気の当たった所は湿ってほこりを付着させてしまい、カビが発生して粒となって
落ちてきます。
東京都立川市にて浴室乾燥換気扇の分解清掃を行いました。

乾燥機内部

パネルの裏側は吹き出されたカビが繁殖して黒く汚れています。
吹き出し口や内部はすり抜けたホコリが溜まり、湯気が当たるとカビのエサとなりニオイや黒い粒の
原因となっています。
一般的なクリーニングでは、この状態でのお掃除になりホコリを払ってパネルを洗うだけで終わって
しまう対処法で根本的な改善にはなりません。

分解清掃

見える所だけをキレイにしても奥や裏側にカビを残したままだと、すぐにカビが繁殖してしまいます。

電気式の浴室乾燥換気扇の場合は本体を降ろしての分解清掃です。

ファンはケーシングに収まっているのでケーシングを外し、ファンはモーターごと外さなければならないので一般のお掃除業者さんでは行っていません。

電熱器やファンは分解して単体にならないと洗浄が出来ず、ダクトとの接続部は分解しないと現れないので
ホコリが溜まる一方です。

完全分解をすることで奥や裏まで隅々きれいに洗浄が出来ますが、ただキレイにするだけでなくカビが発生
しにくい耐久性防カビコートを塗布して仕上げています。

日常のケアー

パネル内のエアフィルターのお掃除は当然ですがフィルターの目が粗く細かいホコリはすり抜けてしまいます。
また、湯気もダイレクトにすり抜けて内部を湿らせてカビの温床になってしまうので、パネルのガラリ部分に
市販の不織布フィルターの装着をお勧めします。

装着する事で内部を汚さずにカビのエサとなるホコリや湿気の侵入を防いでくれます。

入浴後には乾燥モードに!

「入浴後は換気扇を回しています」が多いですが、出来れば乾燥機を20~30分位回してください.
換気は湯気しか逃がさないので天上や壁の水滴は残ります。
拭き上げるか水滴を切れば良いのですが面倒ですよね、乾燥機能は換気と暖房が同時におこなわれるので
換気で湯気を逃し、暖房で水滴を乾かしてくれます。タイマーが切れても余熱で乾きやすくするので、
浴室内や乾燥機自体も乾かせてカビ難くなります。
但し、乾燥機内部にカビが繁殖した状態だと胞子を撒き散らすので、菌糸が出ていなくても胞子に湿気
がエサとなるので悪循環になります。
浴室も洗濯物にもニオイやカビを防ぐには3~5年に浴室乾燥機の分解清掃をおススメします。



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